図々しく生きる女子大生。

大学3年生。イギリス留学中🇬🇧(2019.9~2020.6)自分のためのアウトプットかつ誰かの学びになることが書けたらいいなと思っています。

諦めたらそこで

 

みなさん、中学生の頃の思い出はなんですか?

 

友達と死ぬほどプリクラ撮ったり、

恋人と一緒に帰り道を歩いたり、

受験勉強に必死になったり、、

といろいろありますが、

 

私の中学生活の思い出は部活でほぼ埋め尽くされています。

しかも嫌な思い出!!

 

私は中学生の頃、バスケ部に所属していたのですが、バスケは下手だし、先輩は怖いし、練習はキツいし、女バスってみんな性格悪いし(自分含め)、とにかく部活が嫌いでした!!!

 

そんな中、毎週水曜は、家に帰宅すると母と弟から「お姉ちゃん今日は機嫌いいね。」と言われていました。

水曜日はノー部活デーだったのです。

 

これほどまでに部活が大嫌いだった私ですが、バスケットボールは好きです。

プレーするのも好きだけど、見るのも大好きです。

 

しかし、私は「バスケ好き」と名乗る者全てに課された「あること」をしていなかった、、

 

それは

 

スラムダンクを読むこと

 

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昔から読みたい読みたい読みたい読みたいとは思っていたものの、読まずに来てしまっていたスラムダンク、、、

 

ついにこの漫画読むときがきた!

そしてどハマりした!感動した!

ということで、今日はその魅力を語ります。

1回しか読んでいないなりに書きます。

 

 

 

 

①ありえないとありえるの間

スラムダンクでは、ありえないだろうとは言えない、だがありえるかもと思ってしまう場面(矛盾)がたくさんあります。

 

あんなに強い強いと有名な陵南に勝つ!?とか2年のブランクあってあれはおかしいだろ!とか

沢山あります( 笑 )

 

 

 

黒子のバスケを読んでみたことがあったのですが、どうも最後まで読めませんでした。

 

でなぜ私が途中で飽きてしまったかと言うと黒子のバスケは現実離れしすぎた技を披露しまくるからだと思います。

それがあの漫画の魅力でもあるとは思います。

しかし、バスケットボールと言う実在する競技の中では、

現実でもあり得る展開

の方がおもしろさを感じたのだと思います。

 

②キャラへの感情移入

①の点に関連して、主人公桜木について言うと、初心者が4ヶ月であんなに上達するなんてほぼありえないんですよ!( 笑 )

でも読んでいるうちに、「桜木ならありえるか~、、」となってくるんです( 笑 )

 

気づいたら湘北高校のみんなに感情移入していた私は、普通ならこの展開なら負けるなと言う展開でも「こいつならやってくれるんじゃないか」

と、今までずっと見守ってきたチームを応援する気持ちになっていました。

 

そのキャラ作りがすごいなと思いました。

 

そしてあと1番大事なのが安西先生のキャラですね。

ほぼ喋らないのにあれほど部員が信頼を寄せている、

その様子を漫画の中で見てきたからこそ、

ピンチの場面でも安西先生のカットが入るだけで

「いやこれはまだ何か策があるな」と思わせてくれました。

 

 

③名言

スラムダンクにはたくさんの名言があることは有名ですよね。

 

私もスラムダンク自体を読む前から、いくつかの名言は知っていました。

しかし、読む前に名言を知らなくても、

ここは決めゼリフだ、というのがわかるカットになっているんですよね。

 

短いセリフの中で、登場人物の想いが読者に伝わる

これが名言たる所以ですね。

 

知っているセリフが漫画の中で出てきたときは鳥肌立ちました笑

 

これかー!!!!と。

ここで来るかーー!!と。

 

最も感動したのは

安西先生、バスケがしたいです、、、」

ですね。

 

このセリフも聞いたことはありましたが、ここででてくるのか!と思うと同時に、安西先生の存在の大きさに震えました。

 

④絵

最後のポイントは、絵です。

スラムダンクの作者さん、めちゃくちゃ絵が上手い!!!!!

 

バスケって本当は生で見たり、動画で見たりするものなので、絵で試合を伝えるのってすごく難しいと思います。

 

それなのに絵で迫力を表しているし、

最後の山王戦なんて、実際に試合を観戦しているかのような緊迫感を味わいました、、、。

何度鳥肌がたったことか、、、、。

 


もしあんなにかっこいい場面で画力が微妙だったら、なんか萎えてしまうと思います(笑)

 

昔から漫画が好きで読んでいたのですが、良い場面で

「手の角度おかしくない、、、?」

となると一気に現実世界に戻されるという体験を何度もしたことがあります( 笑 )

 

その違和感を1度も覚えずに最後まで読めたのは、この画力あってこそだなと思います。

 


、、、、、と、

スラムダンクの魅力を語ってみたわけですが、やはり言語化するって大事だ、、、。

なぜ自分がスラムダンクにこんなにのめり込めたのか、自分でも理解できました。

 

私「スラムダンクめっちゃおもしろかった!」

母「どういう風におもしろかったの?」

私「まじでおもしろかった!」

 

という会話を母としましたが、

おそらくこのままでは、母は私がスラムダンクを読んだことすら覚えていないはずです。

 

自分が「おもしろかった!」と思った映画や本を人に勧めるとき、「なぜおもしろいと思ったか」を自分がわかっていないと、人にも良さは伝わりませんよね。

 

私は二度と上記のような最低な会話をしないよう、冷静に言語化する癖をつけようと思います。

 

 

 

実は友人に借りてスラムダンクを読んだのですが、買ってしまいたいぐらいにハマりました。

一年後気が変わってなかったら、買います。