『人生の勝算』
こんにちは!
今日は、昨日読んだ本『人生の勝算』の感想を書きます。
SHOWROOMというサービス、知ってますか?
私も詳しくわからないですけど、ライブ配信をするサービスですね!
『人生の勝算』は、このサービスを立ち上げた、前田祐二さんの本です。
スッキリのコメンテーターとしても出演しています。
この方、『メモの魔力』という本でも有名です!
題名だけ聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか!
私も題名だけ知ってます!!
今度読んでみたいです💁🏻♀️
前田さんは、現在の消費が単なる
「コト」
に対してだけでなく、
「ヒト」や「ストーリー」
を重視した消費になっていることに目をつけたのです。
例えば、フェアトレードもそのひとつかな、と。
フェアトレードって、公正な取引をすることで、途上国の労働者の自立を支援する運動のことを言います。
だから、100円で買えてしまうようなチョコレートが500円で売っていたりします。
でも、
「フェアトレード商品です」
と書かれていると、なんだか買いたくなりませんか?
これは単にその「商品」であるチョコレートが欲しくて500円払っている訳ではなく、
「これを買うことで途上国の労働者に支援できるんだ」
という、自らが生み出す「ストーリー」にお金を払っているわけですね。
つまり、
「自分」から、
見えない「労働者」へと、
「ヒト」から「ヒト」への消費が行われています。
物的にはもう十分豊かになったこの世界だからこそ、
「ヒト」や「ストーリー」にお金を払うわけです。
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この本の中で、私はいくつもの言葉をメモしました。
何かを成功させるための秘訣がたくさん書かれていました。
その中でも2つ、印象に残った言葉を紹介します。
「人を好きになる天才になれ」
「頑張る=見極めてやりきる」
この2つです。
1つ目について。
「人に好かれる人になれ」という言葉はよく耳にしますよね。
確かに、人に好かれるって大事だと思うんです。
でもその人が自分を好きになるかならないかって、自分じゃコントロールできない、、、。
だから、前田さんは本の中で、
「人を好きになる天才になれ」
と言っています。
これは自分でコントロールできる。
さらに人って、好かれたら好きになりませんか?
まあ、少なくとも嫌いにはならないかな、と。
だから、自分がいろんな人を好きになることができれば、
好かれることに繋がるんですね。
好かれよう、好かれよう、
と上辺のことだけやってても好かれません。
その人を好きになることで、自然と好かれるわけですね。
なるほど〜と思いました。
私は昔、今より100倍ぐらい生意気で、
すぐ人のことを嫌いになって、
「別に嫌いな人と仲良くしなくていいし」
というスタンスのうざめの女子中学生でした。
ほんとにうざかったな〜、、、。
でも、高校2、3年生ぐらいから、
わりと誰に対しても愛想を良くするように心がけたんですよね。
そして大学に入ってからは、
初見で苦手だなと思った人に対しても、そう思い込まずに良いところを探すようになりました。
そしたら最近は、
いつも笑ってるね、とか
話しやすいね、とか
そんなような言葉をかけられることが多くなりました☺️嬉しい。
私もこれは「好かれよう」として行なったわけではなく、
まず、「相手のことを知ろう」という姿勢で人に接し始めただけです。
前田さんが言うことと、自分に重なる部分があったので、わたしも成長しているのかなぁと感じられました。
2つ目の「頑張る=見極めてやりきる」について。
頑張るってなんなのか、
たまに考えるのですが、
「見極めてやりきる」という言葉を見て
まさにその通りだな、と読みながら頷きました。
私は大学受験のとき、日本史が嫌いで、嫌いだからこそ点数が取れませんでした。
だから、嫌いな日本史の問題集を開いて寝るぐらいなら、
嫌いではないけど点数が低い数学をやろうと、数学をやっていました。
これは「見極め」がちゃんとできていたのだな、と思いました。
内省する時間なしに、突っ走っていても絶対に結果はついてこないのですね。
だから、
「頑張っているのに報われない」
と嘆くのではなく、
自分の頑張りの方向が正しいのか、
内省することが大切なんだなと思いました。
前田さんは就活のために、自己分析ノートを30冊作ったそうです。
何事に関しても、自己分析できていなければ上手くいくはずありませんね。
私は自己分析が大好きなので、
これからはシャワー中にひたすら考えるだけではなく、ノートにまとめていきたいと思います!
『人生の勝算』
ビジネスに興味がある人、成功の秘訣を知りたい人に、おすすめです!
読みやすくておもしろかったです。
次はゆうこすの『#共感SNS』読みたいです。
近くの本屋では売り切れでした😂