図々しく生きる女子大生。

大学3年生。イギリス留学中🇬🇧(2019.9~2020.6)自分のためのアウトプットかつ誰かの学びになることが書けたらいいなと思っています。

エモいってなに


わたしは「エモい」という言葉があまり好きではない。

極力使わないようにしている。


なんとなく、なにも考えてなさそうに聞こえる言葉だから。

 

 

「エモい」って言えばいいと思ってるだろ?

「エモい」ってなんだよ??

「エモい」に逃げずにちゃんと感想言えよ???

とずっと思ってきた。


エモいを使っている皆さん、すみません。

敵に回したいわけじゃないので、一意見として見守ってください。


なぜなら、これは間違っているのかもしれないと気づいたからだ。

 

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先日ある動画を見た。

動画投稿者が「エモさ」を推して宣伝していたこともあってか、コメント欄にある肯定的な感想の9割が「エモい」で占拠されていた。

 


それを見て

「他に感想ないのかよ」

「エモいって言えばいいと思いやがって」とイラッとしたのだが、ふと冷静に考えてみた。

 


「エモい」の代わりにどんな表現が使われていたら私は満足したのだろうか。

 

 

 

「やばい」?

「ドキドキする」?

「心が揺さぶられる」?

「まるで昼と夜の間を行き来しているよう」?

 


上の2つはありきたりだけど特段イラっとはしない。

下の2つは、なんだかそれっぽく聞こえなくもない。

 

 

私は、勝手に言葉に優劣をつけていたのだ。

 

 

「エモい」も言葉のひとつなのに、「新しい」という理由だけで食わず嫌いし、使う人の感性まで否定してしまっていたのかもしれない。


「まるで昼と夜の間を行き来しているような気持ちになりました」

と書けば、人と違ってちょっとかっこよく聞こえて、この人すごい人なのかもなぁなんて思ってしまうのかもしれない。

実際何を言ってるのかよくわからなくても。

 


言葉とはラッピングみたいなもので、本当はそれだけじゃ中身を理解することなんてできない。


だからこそ、言葉を見てその人の感性までをも疑うのではなく、中身を知ろうとしなければならないのだと常々感じる。


そして、往々にして新しいものは嫌われがちである。

だから、新しい概念やルールは、それの良し悪し以前に「新しい」というだけで受け入れられにくい。

 

私はまだ20歳なのに、既に新しいものを毛嫌いする悪い傾向を持っている。


あれだけ興味がないと言っていたYouTubeにハマり出してからは、この癖を改めようと決意したのに。

 

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言葉はただの表現だというのは事実なんだろうけど、ブログという媒体で言葉を綴っている以上、それっぽく聞こえる言葉を、飾りとしてではなく、心から溢れる言葉として紡げるようになりたい。


そのためにはやはり、新旧問わず、「良い」と思うものを吸収していきたいなぁと感じるのです。