図々しく生きる女子大生。

大学3年生。イギリス留学中🇬🇧(2019.9~2020.6)自分のためのアウトプットかつ誰かの学びになることが書けたらいいなと思っています。

食品ロス

 

こんにちは〜!

今日は

食品ロス

についてお話します!

 

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(昨日のbranch)

 

何故かわかりませんが、昔から食べ物を残すことが嫌いだった私。

 

子供なりに、

「食べ物を食べられなくて苦しんでる子たちがいるのに自分が残したらだめだ」

とずっと思っていました。

 

書いていて思い出しましたが、

小学生の時の担任の先生に、

「世界では飢餓で6秒に1人が死んでいる」

と聞いたのもひとつの要因かもしれません。

 

(今調べてみたところ、飢餓以外の要因も含め、様々な理由で5秒に1人が亡くなっているそうです)

 

そんなこんなで、食べ物を残すことに絶対悪を感じていて、食品ロス問題にもとても関心がありました。

 

 

日本では、賞味期限が過ぎたら絶対に売ってくれなかったり、

品質維持のためにレストランのキッチンではまだ食べられるものを捨てていたり、

お客さんを満足させるためにビュッフェではいつも盛り盛りのおかずがあったり、

 

と、様々な面で、食品ロスが多い国なんだろうなと思っていました。

 

 

そして留学に行く直前に、

世界の食品ロスの様子を知ろうと調べたのですが、なんとびっくり。

 

意外にもヨーロッパの国が上位にランクインしていました。

 

以下の通り。

 

【一人当たりの食品廃棄物量の主要国ランキング】

1位 オランダ 
2位 フランス 
3位 イギリス 
4位 アメリカ 
5位 ドイツ 
6位 日本 
7位 韓国 
8位 中国 

 

(農林水産省『事業系及び家庭系の食品廃棄物発生量、再生利用量の主要国比較』より)

 

 

勝手なイメージですが、ヨーロッパの国々は食品ロス、環境問題など、今の世界で問題になっていることには敏感なのかと思っていました。

 

 

そして、実際イギリスに来てみたわけですが、

 

みんなめちゃくちゃ食べ物残す

そして悪気が一切ない

 

ことに驚き悲しみました。

 

 

留学生のためのオリエンテーションで、

Taste of Britain というイベントがありました。

 

イギリス料理をみんなで食べながらお話しよう、みたいなイベント。

 

そこで、パイ、ポテト、グリーンピースのペーストみたいなのがプレートにのったものが提供されました。

 

イギリスはご飯が美味しくないで有名なのですが、まさにその通りで、美味しくはありませんでした、、、。さらに量も多い。

 

でも残すのは悪いなと思い、食べ続けてたのですが、続々と周りの子達は食べるのをやめます。

 

そして現地の大学生がゴミを回収しに来ました。

 

でっかいゴミ袋をもって、”Finised?”と聞きます。

Finishedって「食べ終えた」ってことだろうから、私はYesと言わなかったのですが、

皆笑顔で”Yes”。

プレートごとゴミ袋にボーーンと捨てていきます。

 

日本でもご飯を残すことはあると思いますが、目の前でゴミ袋に入れたりしませんよね。

 

裏に下げてから捨てるのが普通かと。

 

 

また、その場で食べていた子達は皆留学生で、様々な国から来ていたのですが、ゴミ袋に捨てることに対して申し訳ない素振りを全く見せていませんでした。

 

「まずいしもう無理食べられない(笑)」

みたいな感じ。

 

 

そしてさらに次の日、お昼にFish&Chips というイギリス料理を食べました。

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フライドポテトの上に魚のフライが乗っていて、上にかけるソースを選べます。私はカレーにしました。

 

数日間の経験からsmallサイズを頼んだのですが、多かった、、、。

さらに揚げ物×揚げ物は日本人にはキツいものでした。

 

それでも何とか全部食べようとしましたが、一緒にいた子たちは、そうそうに食べるのを諦めていて、私もその流れに乗り、残してしまいました、、、。

 

そしてまたまた驚いたのが次の場面。

 

残したまま置いておけばいいのかなと思ったら、近くのゴミ箱に食べかけのままみんなどんどん捨てていくのです。

 

食べかけのFish&Chipsでゴミ箱が溢れていました。

 

Taste of Britain のときもそうでしたが、お皿もフォークも使い捨てのものなので、みんなそのままゴミ箱に捨てていきます。

 

レストランの中にあるゴミ箱に、提供した料理が捨てられていてもなんとも思わないのでしょうか、、、。

 

とても悲しい気持ちになりました。

 

 

 

日本では、提供する前に品質を保つために捨てることが多いと感じますが、イギリスでは逆かな、とこの経験から感じました。

 

まだイギリス人と食に感じで話したことは無いので真相はわかりませんが、自分なりの感想です。

 

 

食は毎日経験することなので、また違った感想が得られたらここに書こうと思います!

 

そして全体的に量が多いので、残さないように気をつけて注文したいです。

 

ちなみに日本の年間の食品ロスの量は

約621万トン

だそうです。

 

これは牛丼150万杯以上にあたる量、、。

「とりあえず買って残せばいいや」

の考えはなくしていきたいですね。