相手の立場になって初めてわかること
こんにちは〜
またまた図書館からの更新です。
これは私が今から食べようと思っているバナナです🍌
イギリスでは果物をリュックに入れて学校や図書館に持っていく人がたくさんいます。
日本じゃあまりやらないことですが、
こちらに来てみると、なんでやらないんだろう?と逆に不思議に思います。
果物はお菓子とかより体にいいし、お腹満たせるのになぁ、、と。
しかも私の通う大学の図書館は、
お喋りも飲食も可です。
みーーんな喋りながら食べながら飲みながら勉強してます。
この空間に慣れたら日本に帰ってから居心地悪そうだな、、、
という余談は置いといて、
今日は、
題名の通り、
その人と同じ立場になってみて、初めてわかること
について書こうと思います。
世の中で起こる不平等や居心地の悪さなどは、
全て相手の気持ちになれないから起こることだと思っています。
私が学ぶジェンダーに関しての例をあげてみます。
「最近は何を言ってもセクハラだ」
と嘆く人が多いそうですが、
言葉によるセクハラの多くは、
「これを言ったら相手はどう思うかな」
と考えていないから起こることだと思います。
例えば、
「もういい歳なのに結婚しないの?」
という言葉。
言ってる側にとっては、単なる疑問なのかもしれませんが、
言われた側からしたら、
結婚することを当然だと思わないでほしいし、
歳について他人に言われる筋合いは無い、
と感じるでしょう。
言葉を発する前に少し考えたら気づくでしょ、これが不快だって!という経験、したことある人多いんじゃないですかね、、、。
なかなか、相手の立場になって考える、とは難しいことですが、
わたしはイギリスという今までとは全く異なる場所に来て、
自分が今までとは違う扱いを受けることで、
「あ、あの時のあの人はこういう心情だったのかな」
と考えることが増えた気がします。
例えば、ディスカッションをするとき。
わたしはディスカッションや話し合いでは、
話を進めたり、質問をしたりと積極的に意見を言う方でした。
日本にいるときは。
でも英語で、他の国の人とディスカッションする、となると消極的になってしまいます。
あれ、自分ってこんなに口数少なかったっけ?😅
めちゃくちゃコミュ障じゃない?😅
と感じる日々です。
だってどのクラスでも自分より英語できない人いない!!
話すたびに
「全然みんな何言ってるかわかんないしなんも言葉出てこない、、、、」
となります。
そしてそういう状況に置かれるとますます言葉が出てこなくなって文法もぐちゃぐちゃになってアアアアアア🌀となります。
こうなると、いくら言いたい意見があってもいう勇気がなくなって結局聞き役になってしまいます。
Yeah.
Really?
Cool!
ととりあえず言ってごまかすという技。
話すことが大好きなわたしが、こんなにも
話を振らないで!!
と思う日が来るとは思っていませんでした。
しかし、話を振ってくれて、辿々しくも意見を言ったあとに、ポジティブな返事が返ってくると、急に話せるようになるのです!!
逆に"sorry?😅"と
「え?お前何言ってんの?」
みたいな返事をされた時は
もう今日は一言も発したくない、、、、
となりました。
この経験が、今まで日本でディスカッション時に感じていたある事と結びつきました。
日本では、積極的にディスカッションに参加する人はあまり多くないイメージがあります。
前述のように、私はどんどん話すタイプだったので、
「なんでみんな何も言わないの?」
と内心いつもイライラしていました。
特にディスカッションなんて、話さなきゃ何も始まらないじゃん!と。
しかもそういう人たちは、話を振られたら話すんです。
「振って話すなら最初から話せばいいじゃん」
とずーーーーっと思っていました。
相手のことを考えていない典型ですね。
しかしこっちに来て、意見を言えない経験をして、
「自分の意見を受け入れてくれるのかな」
「積極的に話す人たちに馬鹿にされないかな」
という気持ちを何度も味わいました。
それと同時に、
ポジティブなフィードバックが返って来れば、
それが励みになるということも学びました。
また、イギリスでは日本人はマイノリティ(少数派)で、
私のフラットなんて私以外ネイティブスピーカーなので
マイノリティってこういうことか、、、と日々感じています。
男の人が女の人の気持ちを理解できなかったり、
女の人が男の人の気持ちを理解できないのは、
ある程度仕方ないと思います。
でも、
違う経験を通して、その人の置かれている状況を考えることは誰にもできるんじゃないかな、と思いました。
自分が居心地悪いな、と思ったときは、
自分の行動で他の人にこんな思いさせたことないかな、と考えてみると気づきがたくさんあると思います😊
今日も長くなりましたが、読んでくれた方ありがとうございました!
ではまた〜