図々しく生きる女子大生。

大学3年生。イギリス留学中🇬🇧(2019.9~2020.6)自分のためのアウトプットかつ誰かの学びになることが書けたらいいなと思っています。

中田敦彦のYouTube大学

 

 

皆さん、このチャンネルご存知ですか?

以前ブログでも言及したことがあるのですが、これはオリラジの中田敦彦さんがYouTubeで講義をしているチャンネルです。

 


私も最近よく見ています。

 


コメント欄ではアンチが少ないですが、Twitterやネットニュースの記事では賛否両論あるようなので、このチャンネルについての私の意見を書こうと思います。

 

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まず、このチャンネルの概要について。

中田敦彦さんが1つの題材に対して1つの文献を参考に授業を構成するという動画内容です。

 


彼によると、1日、長いときは3日ほどかけて本を読み、読んだその勢いのまま講義をしているそう。


ご自身でも言っていましたが、彼に備わっている知識解説というより、参考文献を噛み砕いて説明しているという感じですね。

 


これに対し、まず参考文献が1つの時点で内容が偏っているという批判があります。


まあ、その通りですね。

特に歴史の話になると参考文献ひとつではフラットな解説はできないし、そもそも歴史の捉え方はかなら人それぞれです。

教科書すら偏った内容と見る人ももちろんいます。


しかしこのYouTubeチャンネルの目的は、

動画の内容を鵜呑みにさせることではなく、

この動画をきっかけにあらゆることに興味を持たせること、だとご本人も言ってますし、私もそう思います。


しかしこのような反論に対して、

正しい知識を教えてるわけじゃない、と逃げれば間違いを教えていいのか?という批判がまたきます。


まぁそれもその通りなんですけど。

では彼が動画内で話しているような、歴史、政治などを、誰の目から見ても「正しい」と思えるストーリーで語れる人はいるのでしょうか。

 


どんなに有名な学者の本でも、名が知れた新聞でも、自分と意見が異なることを主張しているものに対して人は「間違っている」と言うでしょう。

 

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この「正しくない」批判はもう今の時代どのコンテンツにも言えます。

誰でも勝手に情報を発信できるのだから。

 


これらの批判はあながち間違っていないと思います。

 

しかし、これは今の日本や現状を受け止めていない批判だと感じます。


日本の現状とは?

 


想像以上に国民はバカで、社会問題に興味がないということ。

 


このチャンネルへの批判を行っている人はおそらく、中田さんの動画なんてなくても興味を持ったことは自力で調べ、対立する意見がありそうならば両者の言説を読み、自分の中で意見を持つことができる人なんだと思います。

 


でもこの世の中、みんなそんなに勉強熱心じゃありません。

 


「動画」という便利な媒体が登場した今、活字で知識を入れることに拒否反応を起こす若者は想像以上に多いのです。

 


そんな中、YouTubeという、今まで娯楽のためだけに使っていたプラットフォームで、受動的に知識を得られるというのは私たちのようなバカな若者にはとてもありがたい。

 

 

私も、香港のデモ、自民党政権、韓国の歴史など、「あ〜知らなきゃな〜」と思いつつもどの文献を参考に、どのように調べればいいかわからずにいました。


そこでこのYouTubeで動画を見ることで、ざっと大まかな流れを知ることができたのです。

 

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さらに私は、浅く広い知識を持つことも生きる上で大切だと思っています。


これは学問的な知識だけでなく、映画、音楽、スポーツ、あらゆることに関して「知っている」という事実が大切だということです。


人とコミュニケーションするときに、あるテーマについてほんの少しでも知っていればそこから話を広げられます。


実際に、大人の人と話すときなんかは、

ほんの少しそのテーマについて知ってるだけで、「おっわかってるね〜」と言われることもあります。


そしてちょっと知ってるよという雰囲気を出すことで、話し相手からさらに知識を引き出すことができます。


全く知らない相手よりも、少し知ってる相手の方が話しがいがあると思いませんか?

 

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と、このように私は中田擁護派なのですが笑、


ビジネスうまいな〜〜という観点でも見ています。


中田さんはおそらく、自身が知識を身につけることも好きだし、人に教えることも好きな人なんだろうと思います。


そうなったとき、YouTubeで講義をするというのはなんともぴったりな手段ですよね。


もし学校などで同じ形態の講義をしたら、聴衆から質問が飛ぶでしょうけど、YouTubeは一方的に話すだけ。


1度本を読んだだけでも形になる講義ができて、綺麗に終わることができます。


動画を作ることは大変だろうけど、自分の特徴を生かした仕事をしているの、単純にすごいなと思います。

 

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このように彼に対しては、間違いを教えてその責任を放棄しているという批判が飛んでいますが、

「間違いを教えてその責任を放棄している」

のなんてテレビも新聞も同じです。


でも彼の動画の場合、話し手が目に見えてわかるから批判の的が絞られているだけでは、と思っています。


そして結局は情報リテラシーを身につけようという結論になるわけです。


テレビもネットニュースもYouTubeも、全部受け取る側も責任を持つべきなのです。

 

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この前見た自民党編はおもしろかったな〜。

選挙に行く人がもっと増えればいいなと感じた。

でも安倍内閣を語る上で絶対に欠かせないであろう麻生太郎について触れられてなかったので、自分で調べようと思っている。

 


ほら、こうやって知識は広がるんじゃないでしょうか!

 

ではまた〜

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