東海オンエアのスタンス
私は自分に厳しい。と思っている。
(こんなこと偉そうに言うのもなんだが。)
私は自分に満足したことが未だかつて一度もない。
たとえ掲げていた目標を達成したとしても、上には上がいて、そこに辿り着けなかったという事実がある限り、満足できないのだ。
こう書くと聞こえはいいかもしれないが、
実際それは口だけで、高みを目指す自分と、堕落した自分とのギャップに日々うんざりしている。
贅沢に余る時間を有意義に過ごしたいと意気込むだけで、実際はYouTubeに耽る日々。
そして堕落した日の終わりには決まって自己を反省するのだが、また次の日にはYouTubeに耽る。
こんな話をすると、
「そんな日もあっていいよ」と
友人が暖かい言葉をくれる。
だが、そうなりたくてもなれない自分がいた。
「そんな日」があったらダメなんだといつも思っていた。
私なんかよりも必死に生きてる周りに負けられないといつも思っていた。
しかしこれは、誰もが毎日に目標を設定し、生産性を求めて過ごしているのだろうという勝手な想像の末の焦りだった。
もしかしたら意外とみんな気楽に生きているのかもしれない、ということに気づかせてくれたのは、意外にもいつも私の生産性を奪うYouTuber、東海オンエアである。
東海オンエアとは、私がこよなく愛するYouTuber。
YouTubeなんて時間の無駄だと思っていた私に革命を起こしたグループ。
まぁ、そのせいでYouTubeの沼にハマるのだが。
そんな彼らは登録者数490万人の大御所YouTuberなのだが、そのリーダーてつやの仕事へのスタンスは私とまるで違う。
インタビューで今後の目標を聞かれたときや、
一年の振り返りで次の年について話すとき、
必ず彼は
「今まで目標を掲げたことはない。楽しくやってたらここまで来た。」
というようなことを話す。
さらに彼のモットーは
他人に甘く、自分にもっと甘く、である。
どんなYouTuberも、
登録者数〇〇万人目指すだとか
もっと視聴者に楽しんでもらうだとかいった目標を掲げる中、
好きなことをしてるだけ、と言えるのはなんだかめちゃくちゃカッコいい!と思った。
では、私もその考えで行動すれば成功できるのか、と言われるとそれは不可能だ。
なぜなら生きる上でのスタンスが違う。
構え方が違えば、理想の自分像も異なる。
結局、皆求めるものが違えば、壁にぶつかったときに起こす行動も違って当たり前なのだ。
大切なのは、自分のスタンスを理解した上の、正しい努力をすること。
だから、友人からの暖かい言葉にふっと気が緩むこともあるのだが、私が次に起こすべき行動は、
「そんな日もあっていいんじゃない」と思うことではない。
高い理想に追いつくだけの努力をするまで。
さて今日こそYouTubeからの脱却、、!
GAFA②
昨日はGAFAの本の概要をお話ししましたが、今日は読んでみて感じたことを綴ろうと思います。
まず、なぜこの4社が成功できたか、ということですが、それはこれらが生まれたアメリカという土地が大きく関係しています。
Google、Apple、Facebook、Apple全てアメリカ生まれ。
本の著者もアメリカの起業家です。
著者は、アメリカは失敗を許容してくれる風土で、起業を後押ししてくれる環境だと言っていました。
そしてさらに、金持ちに優しい社会だということも。
GAFAは脱税もしているし法律違反もしています。
法を犯して自社のビジネスを行って罰金を払う方が結局儲かるそう。
罰金の意味ないやんと思いました。
そしてForbesの世界長者番付を調べてみたところ、トップ10のうち7人はアメリカ人。
ビジネスの興しやすさと、金持ちがさらに金持ちになるこの環境のおかげでしょう。
著者は、本の中で
「こんなに億万長者になりやすい社会は今までにないが、こんなに百万長者になりにくい社会も今までなかった」
と言っています。
なぜこんなに稼げるのか。
1つはAIを始めとしたテクノロジーの利用。
Amazonの商品が安いのは、一般の小売店でかかる人件費がかからないから。
Amazonの倉庫がAIで管理されてるのは有名ですよね。
これを聞いて、ある方との話を思い出しました。
AIの発達によって仕事がなくなるとよく言われているが、AIに単純作業を任せることで、人はもっと考えることができる。
こんな話をしてくれた方がいました。
古代で哲学や様々な概念が発達した背景には奴隷がいた。
奴隷に単純作業を任せ、天才は考えることだけに時間を使っていたんだ。
今はその奴隷を役割をAIに任せられるのだから、人間は考えることに集中すればいい、と。
就活とかしててもよく言われますよね。
今は人と違う考えができることや、創造力が必要とされる、みたいなことを。
私はこれを聞いて、じゃあ創造力とかを身につけて、テクノロジーを使う側になりたい!と単純に思ったのです。
AIによって仕事が奪われる、なんていうけどむしろチャンスが広がるじゃん!と。
しかし、ある日この話を友人にしたところ、違った視点からの答えが返ってきました。
AIの恩恵を受けられるのは、恵まれた優秀な人だけで、AIにとって代えられる仕事にしかつけない人にとっては何の利益もない。
だからAIの発達は脅威だと思うよ、と。
この流れでこの話を書くと、なんの違和感も抱かないと思うのですが、
「頭の良い人は奴隷に作業を任せて哲学を生み出した」
という話があまりに自分にしっくり来すぎていて、その友人の話にはすごくハッとさせられたのです。
私はビジネスにすごく興味があるので、こういった本を読むと、じゃあ自分はどう生き残るか?に焦点を当ててしまいがちなんですよね。
実際この本でも最後には、この世界での生き残り方について書かれています。
アメリカが顕著なだけで世界中で格差が拡大していることは明らかでしょう。
ここで私は自分がビジネスをするとしても、自分がテクノロジーから受けた恩恵を、格差を広げることには使いたくないなと思いました。
以前フェミニズムの回で触れた上野千鶴子さんの東大入学式の祝辞の中で、
「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。」
という言葉がありました。
読んだ当時からすごく感銘を受けた言葉だったのですが、まさにこれだな、とGAFAを読んで改めて思いました。
読んだことない人は一度読んでみてください!
私が今後どんな仕事について何をするかはまだわかりませんが、今日この本を読んで感じたことを忘れないでいたいなと思いました。
2回に渡り長くなりましたが、読んでくださった方、ありがとうございます😊
GAFAについて、本は厚くてなかなか読むのが大変なのですが、この著者のスピーチがTEDで聞けるので、よかったら見てみてください!
すごくおもしろいですよ!
ではまた〜
GAFA①
今日、1週間ほど前からチビチビと読んできた本をついに読み終えました!
コチラ!
旬は過ぎていますが有名な本なので知ってる人も多いのでは?
Google, Apple, Facebook, Amazon の4つの企業を分析した本です。
一昨年の夏頃に買ったのですが、翻訳書を読むのが苦手であまり進まず、、
しかしイギリスにきてから思い出し、この時間のあるときに読もうと思って頑張って読みました😂
本は(特にビジネス書は)アウトプットをしないと読んだ意味がない気がするので、今日ここにさせてもらいます。
この本を買ったときは、
GAFAがいかにすごいか、を述べるものなのだろうと思っていたのですが、
読んでみると、いかにすごいかはもちろん、いかに恐ろしいかについてたくさん書かれており、
最近はGAFAを利用するのが怖いです。😂
ではまず各社についてこの本で述べられていた特徴、強みなどをざっと書いてみます。
キャッチコピーは本の内容をもとに私がつけました(笑)
Amazon 〜バーチャル小売業者〜
私は今までAmazonを、オンライン上にあるサイトの1つのように捉えており、Amazonを小売店と結びつけたことはありませんでした。
でもよく考えたら、実店舗ではないだけで(最近は店舗も作っているが)、Amazonは小売業者なのです。
普通、ある業界の業績が伸びると、どの会社も同じように伸びるのですが、今の小売業界はAmazonが伸びるほど、他が落ち込む、一人勝ちになっている状態です。
圧倒的な資本で革新的な事業を行い、資本の少ない他の小売店がそれを真似することで没落していく、というなんとも残酷な構図を作り上げているのが、このAmazon。
Apple〜高級ブランド店〜
Appleはもはや電子製品会社ではなく、高級ブランド会社だと著者は言います。
この現象に持ち込むことに成功したと。
なので法外の値段でも製品は飛ぶように売れ、利益がどんどん出るのです。
ちなみに、日本は国内のiPhoneシェア率が世界1位なのはご存知でしょうか!
サイトによって数字は異なりましたが、2019年のシェア率は54%だそう。
ちなみに世界でのシェア率は18%!!(笑)
理由を調べてみると、どのサイトも推測ではありましたが、
主に、
・iPhoneが日本に入ってきたときにライバルとなるほど機能の良いスマホがなかった
・他の国では高級品だが、日本人は基本的にお金があるから買える
・他の人と同じものを持ちたいという日本人的心理
の3つがiPhoneの高い普及率の理由だそうです。
Facebook 〜個人情報の海〜
Facebook、確かにたくさんの人が使っているけど、他の3社に比べてみんな使ってなくない?と思ったあなた!!
Facebookはインスタもワッツアップ(欧米でのLINE的なもの)も傘下に置いているんですよ、、!
世界中でのFacebook利用者はなんと20億人。
さらに他の3社との大きな違いは、
利用者が好んで自分の個人情報をFacebookに提供している、ということ。
顧客が使えば使うほど勝手に情報の価値が上がっていく恐ろしいシステム。
Google 〜絶大な信頼を得た全知識の源〜
私たちはGoogleに、家族や親しい人にすら聞けないことを平気で尋ねます。
紀元前の時代からずっと人間が渇望してきた「知識」。
これを提供することで誰もから信頼を得ているのがこのGoogle。
私はGAFAを読んで、
私たちがいかにこの4社を信頼しきっているかに気づかされました。
人間は、利便性を求めることに必死でプライバシーという考えを忘れているんだな、と。
Amazonには、カード番号を登録し、購入履歴を通じて趣味嗜好を教え、
Appleには、iPhoneという監視機器を1人1台与えられ、
Facebook、インスタには、私たちが自ら提供した個人情報が溢れかえり、
Googleには、人に言えない質問を投げかける。
こう考えると、単なるこの4企業を信じきっていていいのか?と考えさせられました。
これを読んでいた私は、気持ち程度ですが、Facebookの広告の設定を変えたり、Googleの検索履歴をクリアにしてみたりしました(笑)本当に気持ち程度。
しかし結局、GAFAの脅威に気付いたところで私たちはAmazonで物を買うし、Googleなしでは生きていけないし、iPhoneを使うし、Facebookで近況を報告します。
情報を提供することで大企業はさらに大きく、弱い企業は淘汰されていってしまうのです。
こうして作られていく社会はどんなものになるのか、それについて著者の意見と自分の考えを書こうと思っていたのですが、ここまでであまりに長くなったので次回に持ち越します。😂
読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた〜
続きは下のリンクから↓
「小説を読め」
お世話になっている大学の教授から
「啓発本を読んでいる時間があるなら小説を読んだ方がいい」
と言われた。
私はビジネス書や自己啓発本が好きだ。
世の中で成功している人の行動や活動の源を知ることができるし、
まぁ、私がビジネスに興味があるからだろう。
読んだだけでやった気になってしまうのが難点ではあるが。
一方、小説はほとんど読んでこなかった。
読んでみようと買ったことは何度かあるが、毎回途中で飽きて最後まで読めた試しがない。
しかし小説を読んだ方がいいことはわかっているし、何度も「読むべき」と言われてきた。
今回も、「小説を読んだ方がいい」と言われたとき
わかってはいるんだよなぁ、と思いつつ、
「なんで小説読むのが大事だと思うんですか」
と聞いてみた。
すると
「日本語の表現の繊細さが学べる」
とのこと。
正直、ふーんと思った。
日本語の表現の繊細さを学ぶことに対して、
楽しいと感じられるから読めるんだろうと。
そして続いて、
「考えの表現がオリジナルになる」と。
「本を読み込んできた人は、失恋したときの表現が、マジやばい、つらい、死にたい、うざい以外に何通りもある」と。
なるほど、確かにその通りだ。
これは常々感じていたのだ。
特に大学に入ってから。
文章が美しくてその人独自の表現ができる人は、必ず小説を読み込んできている。
思い当たる友人が何人かいる。
単純にすごいなと思うと同時にいつも羨ましくて私もそうなりたかった。
たとえ同じ感情を抱いたとしても、彼らの表現と私の表現では、見る人が受け取るものは全く異なる。
私の大きなコンプレックスの1つは、オリジナリティに欠けていること。
いつも人がやっていることを人並みもしくは少し上手にこなし、とりあえず「優等生」になることで生きてきた。
そんな私にとって、大学で出会った個性豊かな友人たちは憧れであった。
こんな気持ちを持つ私に、その教授は
(ブログを読んでいて私の文章は)
「読みやすいけど、どこかで読んだことある感じ」
と言った。
まさにそれだと思う。
自分でもそう思う。
小さい頃から小説、映画、音楽などアートにあまり触れてこなかったことが
自分の感性の乏しさ(感情の起伏は激しいが)、創造性の欠如に影響していることには気付いていた。
どうにかしたいとずっと思っていたことだった。
今までも小説を読むことで、
文章の表現は豊かになって語彙も増えるんだろう
とは思っていたのだけど、
自分が現在行っているブログに関連づけて、「小説読んだ方がいいよ」
と言われるだけでこんなにも読む気になるのかと自分でも驚いた。
今回教授と話したことで、
①小説を読もうと思えたこと
に加えて
②人へのアドバイスの仕方
を学んだ。
ただ「小説読みなよ」と言われたところで、人は単なる他人からの意見の押し付けにしか感じられないが、
今その人が取り組んでいることに対してどんなポジティブな影響があるか、をアドバイスに込めるだけで、こんなにも人を動かすことができるのだ。
これに気づいたとき、
私が日本で行っている塾講師のアルバイトを思い出した。
担当している子の読解能力をどうにか伸ばしたくて、何度も本読みなよ、とアドバイスしてきていたけれど、一向に読んでくれなかったのだ。
日本に帰ったら、その子のためのアドバイスで本を読むことをオススメしてみる。
そして今年は小説を読む、という新たな目標ができた。
日本にいないときに日本の文学を読みたくなるなんて、人生なかなかうまくいかない。
しかもこの教えをもらった日は、数日前にAmazonで買ったビジネス書2冊が届く日だったのだ、、、。
すごく楽しみにしていたのでちょっと複雑な気分でダンボールを受け取った。
なんだか話が飛躍したが、
自分が熱を持って取り組んでいること、
そして自分でも感じていた文章の平凡さ
この両方に言及されるだけで、
今まで飽きるほど聞いてきた言葉が今年の目標に変化した
というこの衝撃が伝わっていれば嬉しい。
ではまた〜
中田敦彦のYouTube大学
皆さん、このチャンネルご存知ですか?
以前ブログでも言及したことがあるのですが、これはオリラジの中田敦彦さんがYouTubeで講義をしているチャンネルです。
私も最近よく見ています。
コメント欄ではアンチが少ないですが、Twitterやネットニュースの記事では賛否両論あるようなので、このチャンネルについての私の意見を書こうと思います。
まず、このチャンネルの概要について。
中田敦彦さんが1つの題材に対して1つの文献を参考に授業を構成するという動画内容です。
彼によると、1日、長いときは3日ほどかけて本を読み、読んだその勢いのまま講義をしているそう。
ご自身でも言っていましたが、彼に備わっている知識解説というより、参考文献を噛み砕いて説明しているという感じですね。
これに対し、まず参考文献が1つの時点で内容が偏っているという批判があります。
まあ、その通りですね。
特に歴史の話になると参考文献ひとつではフラットな解説はできないし、そもそも歴史の捉え方はかなら人それぞれです。
教科書すら偏った内容と見る人ももちろんいます。
しかしこのYouTubeチャンネルの目的は、
動画の内容を鵜呑みにさせることではなく、
この動画をきっかけにあらゆることに興味を持たせること、だとご本人も言ってますし、私もそう思います。
しかしこのような反論に対して、
正しい知識を教えてるわけじゃない、と逃げれば間違いを教えていいのか?という批判がまたきます。
まぁそれもその通りなんですけど。
では彼が動画内で話しているような、歴史、政治などを、誰の目から見ても「正しい」と思えるストーリーで語れる人はいるのでしょうか。
どんなに有名な学者の本でも、名が知れた新聞でも、自分と意見が異なることを主張しているものに対して人は「間違っている」と言うでしょう。
この「正しくない」批判はもう今の時代どのコンテンツにも言えます。
誰でも勝手に情報を発信できるのだから。
これらの批判はあながち間違っていないと思います。
しかし、これは今の日本や現状を受け止めていない批判だと感じます。
日本の現状とは?
想像以上に国民はバカで、社会問題に興味がないということ。
このチャンネルへの批判を行っている人はおそらく、中田さんの動画なんてなくても興味を持ったことは自力で調べ、対立する意見がありそうならば両者の言説を読み、自分の中で意見を持つことができる人なんだと思います。
でもこの世の中、みんなそんなに勉強熱心じゃありません。
「動画」という便利な媒体が登場した今、活字で知識を入れることに拒否反応を起こす若者は想像以上に多いのです。
そんな中、YouTubeという、今まで娯楽のためだけに使っていたプラットフォームで、受動的に知識を得られるというのは私たちのようなバカな若者にはとてもありがたい。
私も、香港のデモ、自民党政権、韓国の歴史など、「あ〜知らなきゃな〜」と思いつつもどの文献を参考に、どのように調べればいいかわからずにいました。
そこでこのYouTubeで動画を見ることで、ざっと大まかな流れを知ることができたのです。
さらに私は、浅く広い知識を持つことも生きる上で大切だと思っています。
これは学問的な知識だけでなく、映画、音楽、スポーツ、あらゆることに関して「知っている」という事実が大切だということです。
人とコミュニケーションするときに、あるテーマについてほんの少しでも知っていればそこから話を広げられます。
実際に、大人の人と話すときなんかは、
ほんの少しそのテーマについて知ってるだけで、「おっわかってるね〜」と言われることもあります。
そしてちょっと知ってるよという雰囲気を出すことで、話し相手からさらに知識を引き出すことができます。
全く知らない相手よりも、少し知ってる相手の方が話しがいがあると思いませんか?
と、このように私は中田擁護派なのですが笑、
ビジネスうまいな〜〜という観点でも見ています。
中田さんはおそらく、自身が知識を身につけることも好きだし、人に教えることも好きな人なんだろうと思います。
そうなったとき、YouTubeで講義をするというのはなんともぴったりな手段ですよね。
もし学校などで同じ形態の講義をしたら、聴衆から質問が飛ぶでしょうけど、YouTubeは一方的に話すだけ。
1度本を読んだだけでも形になる講義ができて、綺麗に終わることができます。
動画を作ることは大変だろうけど、自分の特徴を生かした仕事をしているの、単純にすごいなと思います。
このように彼に対しては、間違いを教えてその責任を放棄しているという批判が飛んでいますが、
「間違いを教えてその責任を放棄している」
のなんてテレビも新聞も同じです。
でも彼の動画の場合、話し手が目に見えてわかるから批判の的が絞られているだけでは、と思っています。
そして結局は情報リテラシーを身につけようという結論になるわけです。
テレビもネットニュースもYouTubeも、全部受け取る側も責任を持つべきなのです。
この前見た自民党編はおもしろかったな〜。
選挙に行く人がもっと増えればいいなと感じた。
でも安倍内閣を語る上で絶対に欠かせないであろう麻生太郎について触れられてなかったので、自分で調べようと思っている。
ほら、こうやって知識は広がるんじゃないでしょうか!
ではまた〜
ブログを始めて良かったこと
2019年に私が挑戦したことの1つといえば、ブログを始めたことだ。
何かを始める言い訳にしてはちょうどいい、20歳の誕生日をブログ開設日に選んだ。
今日は、ブログを書き始めて良かったと思うこと2つを紹介する。
1つ目は、文章力が上がった(と自分では思っている)こと。
もともと文章を書くことは好きではあったが、得意ではなかったと思う。
作文などを書いた後に面白い文が書けた、なんて思ったことはなかったし、どんな言い回しが心地いいかを意識したこともなかった。
でも文章をここに綴り始めて、まず書くスピードが格段に上がった。
去年の夏頃、まだ定期的な更新をしていなかった時は、1つ書き上げるのに3時間ほどかけていたし、書いて見直して書いてを繰り返していた。
だが今は1500字〜2000字に1時間もかからない。
だいぶ成長した。
そして速さだけでなく技術も上がったように感じる。
最近は心地よい文章のリズムがわかるようになってきた。
当初は読み直しの時点で、なんか気持ち悪いなと感じる部分を直したりしていたけど、今では1回目で気持ちいい言い回しが浮かぶようになってきた。
やはり物書きも日々の訓練なのだなと実感。
でもこれはアウトプットによるものだけじゃなくて、インプットによる部分も大きいと感じている。
自分が文を書くようになってからというものの、ニュース記事やコラムなど他人の文章を読むときに、自然と心地よいリズムを自分のものとして吸収している気がする。
アウトプットすることでインプットの質も変わるのだと発見した。
そんな私の文章への課題は、長さ。
いつも1000字ぐらいには収めたいと思いつつ、1500字は超えている。
昔から要約が苦手だった。
小学生の頃、国語の授業で、決められた文章をノート1行に要約するといういう課題があった。
全国共通かはわからないが、当時の国語のノートにはマスがなく、縦線が引いてあるのみ。
そのため私は極限まで字を小さくし、要約文をノートに書いていた。
先生に苦笑いされたが、これも1行だと押し通したことを今でも覚えている。
頑固にならずに要約の練習をすべきだったなぁ。
でもここには1行なんて制限もないし、好きなだけ書いていいじゃないかと言い訳して、今日も長々と書かせていただく。
2つ目は、自分の好きなことを勝手に他人が理解してくれること。
わざわざLINEで、
「私ってこんなことが好きなんだ!」
と言ったら、なんだこいつと思われるかもしれないが、
ブログという場で好きなことを綴っている分には誰にも煙たがられない。
煙たがるどころか、むしろ私の好きなことについての情報をみんながくれる。
ブログを読んでくれている方なら、私が今イギリスに留学していて、フェミニズムに興味がある人だということを知ってくれている。
だからいろんな人が、
「今フェミニズムに関してこんな話題あるよね」
とか
「こういう本読んでみたけどこんな内容だったよ」
とか
「こんなこと学んだからシェアするね!」
とか、
自分だけじゃ集められない情報をたくさんくれる。
こんなにありがたいことはない。
いろんな人がくれる情報で私はさらに賢くなっている。
みんなありがとう。
だからこれからもここでどんどん自分について書いていこうと思う。
ちなみに今欲しいものは腕時計だ。
と、ブログを通じて発信するとこんなにもいいことがある。
全人類、自分を発信すればいいのにと思っている。
でも今これを書いていて、ブログを始めたときは結構緊張してたな〜なんてことを思い出した。
変な人と思われないかな〜
とか
誰も読んでくれなかったらどうしよう
とか。
でも今となっては、そんな風に思っていたことを忘れてしまうぐらい、ブログは自分の日々に溶け込んでいる。
たぶん、ほとんど全ての「挑戦」は始める前にビビりすぎているだけで、始めてしまえば躊躇ってた事実なんて忘れるものなんだと思う。
昨日見たOWNDAYS社長の田中さんとオリラジあっちゃんの対談動画で、
田中さんが、
「選択を正解にする」
というなんともかっこいいことを言っていた。
このブログを始めるという決断も、
もし本当に誰にも見てもらえなかったり、
すぐやめてしまっていたら
失敗の選択になっていたかもしれない。
私は失敗も自虐にして笑いを取りたいタイプなのだが、未だにあの失敗だけは言いたくない、と自分の中で思っている出来事が1つだけある。
これも人に笑って話せるネタにできる日が来れば、正解の選択に変わるのだろう。
私のブログ開始という選択を正解にしてくれたのは、いつも読んでくれるあなたのおかげです。
ありがとう。
今日はですます調をやめて書いてみました。
自分の思いを綴るときは、こっちの方が心地よいリズムが刻めるなと思ったので、これから変えようかななんて思ってます。
ではまた〜
旅の振り返り
あけましておめでとうございます🎍
しおりです!
みなさんどんな年末年始を過ごしましたか?
ガキ使と紅白を2画面で見つつ、好きな歌手が出たら紅白に変え、
除夜の鐘を鳴らしに二年参りに行き、
年越し蕎麦を食べて新年を迎える。
朝起きたらお雑煮を食べながら元旦のお笑い番組を見ながらコタツでダラダラ。
この毎年恒例のルーティンを無視し、
今年の私はヨーロッパの国々を周るというなんとも贅沢な年末年始を過ごしました。
そして一昨日3週間の旅行からイギリスへと帰ってきました✈︎
そこで今回は忘れないうちに旅の振り返り的なものをしようかと思います〜。
私が行ってきたのはこの7カ国!
🇩🇰🇳🇱🇧🇪🇫🇷🇱🇺🇩🇪🇮🇪
デンマーク、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、アイルランドです。
国旗を見てわかる国はいくつあったでしょうか👀
簡単に7カ国の感想を述べていきます。
少しはこれから旅行する人の参考になるかも。
ここは唯一の北欧の国。
通貨も他と違ってデンマーククローネという独自のもの。
物価が高いということは知っていたが本当に高い。
ちょっとしたご飯でも2000円弱はする。
移動手段は自転車。道が平らなのでこれはオススメ。
コペンハーゲンの見所はギュッと固っているので2〜3日で十分楽しめる。
キャッシュレスが進んでおり、カードの使えないところはほぼなかった。
とても街が綺麗で人も優しい。
ただ、3時30分ごろには日が沈んでしまうので、夏に行く方が楽しめるかも。
🇳🇱オランダ(アムステルダム)
こちらは観光1日のみ。
もう1日欲しかったな、、。
アンネフランクの家のに行けなかったのが悔やまれる!
オンラインで事前に買った方がいい。
街歩きしてるだけでもすごく楽しかった。
至るところに雑貨屋さんやお土産屋さんがあり、つい買い物してしてしまう、、!
そこら中でチーズの試食🧀
「性と麻薬の街」と言われる国で、大麻は合法、性に奔放。
大麻を吸ってる人はたくさんいるし、お土産として大麻クッキーみたいなものも売ってた。
最古のSex museumやあと2つぐらい性に関わる博物館があった。
あんなに綺麗な街なのに、性と麻薬の街だなんてなんだか不思議だけど、それだけ自由な国なんだなと感じた。
夜に歩いたら危険と言われているところもあるが、治安の悪さなどは特に感じず。
もうちょっとオランダについて調べてから行くべきだった、、!
ゲントにいる友人に泊めさせてもらい、3つの街へ。
アムステルダムもそうだけど、川がたくさんあり、景色がとても綺麗。
ゲントはとくに夜景がステキ。
クリスマスマーケットもたくさんあり、本場のホットチョコレートを飲んだ。
本物は牛乳に液体チョコを入れて混ぜて飲むらしい。
イギリスで飲んでいたホットチョコレートは偽物だった。
ブリュッセルではワッフルとチョコ祭り。
サクサクのワッフルがおいしかった。
マグリットという画家の美術館へ。
知らない人は調べてみてほしい、とてもおもしろい。
彼の有名な作品は、パイプの絵の下に「これはパイプではない」と書かれたもの。
言葉がいかに簡単に現実を変えてしまうか、ということを常に考えていた人らしい。
だから彼の作品には、絵からは想像できない題名がついていてそれがまたおもしろかった。
アントワープは短時間の滞在だったが、フランダースの犬に登場する教会へ。
このアニメは日本でのみかなり人気が高いらしく、そのためなのか教会には日本語ガイドがあった。中国語がないのに!
体調不良でベルギービールを飲めなかったことが悔やまれる。
ビール好きでなくても美味しく飲めるらしい。
🇫🇷フランス(パリ)
ストライキ中のフランスへ。
ストライキのおかげで公共交通機関はほぼ機能しておらず、時刻表無視のバスかUberに乗り観光。
ルーブル美術館は、2時間待って4時間滞在。
気付いたら4時間経ってるほどに魅力たくさん。さすがのルーブル。
事前に見たいものを決め、その絵の意味を調べてから行った方がいい。
(中には入れず涙)
チケット代返金のメールを送ったけど返事が来ない。€20が心配。
凱旋門カウントダウンで年越し。
フランス語に囲まれながらも知らない人たちとみんなでカウントダウン。いい思い出。
想像以上に英語が通じなかった。
夕焼けをバックにしたエッフェル塔が美しかった。
20歳で凱旋門カウントダウンなんて調子に乗りすぎてバチが当たったのか、元日は体調不良で休養。
元気が1番という言葉の本当の意味を知る。
ストライキのない時期にぜひまた行きたい。
ヴェルサイユ宮殿は必ずリベンジ。
🇱🇺ルクセンブルク
面積が神奈川県ほどの小国。1日のみの滞在。
旧市街と新市街に分かれており、全く違う雰囲気を楽しめる。
昔の城郭が残る景色を歩いたり、工事中だらけの現代的な街で買い物をしたり。
市立博物館でルクセンブルクの歴史を少し学んだ。
世界トップクラスで裕福なこの国は、地理的利点を生かして、ヨーロッパの金融の要として今でも活躍しているそう。
侵略の歴史を繰り返しながらどのように国ができたのか、もう少し調べたい。
🇩🇪ドイツ(フランクフルト)
ドイツは有名都市が散らばっているため、どこに行こうかかなり悩んだ。
その末に、ルクセンブルクから近いフランクフルトに決定。
フランクフルトはかなり現代的な街で、いわゆるヨーロッパのような街並みは少なく(写真の場所のみ)、ビジネス街のような感じ。
南京錠がたくさんついた橋の上から見た夕日は絶景だった。
シュテーデル美術館に行き、たまたまやっていたゴッホ展を楽しむ。
友人が教えてくれたカリーブルストがとてもおいしかった。
ソーセージにケチャップとカレー粉をかけたもの。ぜひお試しあれ。
正直フランクフルト3日は長かった。笑
🇮🇪アイルランド(ダブリン)
2度目のアイルランド。
今回は港町Howthへ。
ダブリンの都市から30分ほどで大自然を感じられる場所へ着いた。
広い空で夕焼けを見たのはとても久しぶりでちょっと感傷的になったな。
そしてビール好きでもないくせにギネスビールの工場へ。
缶で飲んだやつよりは美味しかった。
(ビール好きの友達は美味しいと言っていたので、美味しいのだと思われる。)
✈︎✈︎✈︎✈︎✈︎✈︎✈︎✈︎
以上、7カ国の振り返りです。
個人的にはアムステルダムが1番楽しかったかな。
暖かい時期に必ずまた行きたいです!
そして3週間イギリスを離れてみて、あぁ私イギリス好きかもって思いました笑
やはり離れてみて大切さに気づくのですね、、。
また昨日から平凡な毎日がスタートしまして、休みが明けるまではレポートに追われる日々が続きそうです。
またこれから週4ぐらいで頑張ってブログ書いていこうと思うので、お時間あったら読んでください〜!
今年もよろしくお願いします!
ではまた〜