いろんなstereotypes
こんにちは〜
ギリギリになりながらもなんとか週5で投稿できていると思います、しおりです。
夜中とかにブログあげてるので週5なのかなんなのかわからないときもありますが、、
今日はstereotypesについてお話しします!
stereotypesとは、日本語だと偏見、固定観念という意味です。
またはそのままステレオタイプということもありますね。
これは恐ろしいもので、
人間というのはどんな物事も、
自分の思い込みフィルターを通してでしか判断できないことが多いのです。
どんなことにでもこれが当てはまるなと思ったのが昨日。
私は洗濯をするか悩んでいました。
こっちでは洗濯は寮についているランドリーで行うのですが、
1回の洗濯、乾燥合わせて650円ぐらいかかります。
コーヒー2杯飲めますよ☕️
ということで洗濯するか迷っていたのです。
私はいつも脱いだ服たちを、洗濯カゴ代わりにしている箱にボーンと入れています。
そしてその箱から出して洗濯ネットに入れようかな、、と思っていたのですが、
「ぐちゃぐちゃに入っているから汚く見えるのかもしれない。一回畳んでみよう。」
と思いました。
するとなんということでしょう。
服たちが綺麗に見えてきたのです。
「じゃあ試しにタンスに戻してみるか、、、」
と戻してみたら、
あらあらなんということでしょう!!
完全に着る前の洋服たちです!
いやー偏見って怖いなぁ。
その箱に入れたらもう汚いものだし、
本当に汚いかもしれないのにタンスに入れたら綺麗なものになってしまいます。
中学校の家庭科の先生が似たようなことを言っていたのを覚えています。
「なんで三角コーナー片付けないの!そこに入っただけでみんなゴミ扱いするんだから、、ただの野菜でしょ!」
と。笑
そしてこれは人に対しても起こりうることです。
私はイギリスでJapan societyという日本人や日本に興味がある人たちの集まりに所属しているのですが、そこである出来事がありました。
何人かでバーに行った時のことです。
こちらの大学に正規生として通っている日本人の男の人が結構大声で騒いでいたのです。
彼は酒に飲まれていました笑
(そのあと話したらいい人でした)
するとそれを見た日本語を勉強している友人が、
「彼は日本人?」
と聞いてきました。
そうだと答えると、彼女は、
「え!彼は日本人じゃないと思う!ベトナム人だと思った!」
と他の友人と話し始めたのです。
日本人は一般的に
おとなしい、礼儀正しい
のようなイメージがあると思いますが、
日本人が皆が24時間365日大人しくて礼儀正しいわけではありません。
お酒を飲んだら暴れる人だっています。
しかも彼女がベトナムの人にどんなイメージを抱いているのかわかりませんが、
ベトナム人がいつもうるさいわけでも、いつも静かなわけでもありません。
国籍なんて数あるアイデンティティの1つなのに、それでしか判断していませんよね。
これはracism(レイシズム、人種差別)なのかな、と思いました。
彼女は日本人には「礼儀正しい」などのポジティブなイメージを抱いていますが、
それによって日本人を判断しているならそれもいいことではないと思います。
しかしそんな出来事があった数日後、
授業でRace&Ethnicityというテーマの講義を受けました。
そこで、人種差別と偏見の違いを学んだのです。
偏見というのは少なからず誰にでもあって、
それはある程度は仕方のないことです。
なので、日本人に対して大人しいというイメージを持つこと自体は悪いことではない。
でも大切なのは、その自分の偏見をもとに、
相手に対して差別的だったり、否定的な態度をとらないよう、
自分の偏見を認めることなのです。
自分が抱いているイメージは本当にその人に当てはまるのでしょうか?
勝手な偏見で排除していないですか?
それを考えることがあらゆる差別を減らすことにつながるのではないでしょうか。
様々な背景を持つ人たちと生活する中で、私も無意識のうちに偏見を持っていることに気づかされます。
でもそれに捉われず様々な価値観を吸収していきたいです!
ではまた〜